北京
PM2.577
23/19
中国航天科技集団(CASC)は9日、「中国宇宙科学技術活動青書(2021)」を発表しました。
この青書によりますと、中国が2022年に行うロケットの打ち上げは50回を超える予定で、その中には新型ロケット「長征6号甲」や「捷龍3号」などの初飛行も含まれています。また、有人宇宙飛行としては、貨物宇宙船「天舟」2機の打ち上げと、有人宇宙船「神舟」2機の打ち上げ、そして実験モジュール「問天」と「夢天」の打ち上げという、計6回の任務が実施され、中国の宇宙ステーション建設が完了する計画です。
なお、青書によりますと、中国が今年打ち上げる衛星などの数は、地球探査衛星、大気環境観測衛星、炭素観測衛星など国家民間用宇宙インフラ衛星を含む140基を超える見込みで、自然資源、生態環境、災害時の救援など、様々な分野で活用されます。