北京
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23/19
外交部の趙立堅報道官は9日の定例記者会見で質問に答え、「事実が証明したとおり、中国経済は活力と強じん性に満ちている。このことが、世界の産業チェーンとサプライチェーンを安定させ、世界経済の回復を促進する上で積極的な役割を果たしている」と述べました。
趙報道官は、「新型コロナウイルスによるパンデミックや世界経済の回復が直面する多くのリスクを背景に、中国の対外貿易と対外投資は絶えず大きな成果を収めている。これは、新しい発展パターンを構築し、質の高い発展を追求するという中国の努力によってもたらされた結果であり、中国が世界と発展のチャンスを共有していることを如実に表している」と話しました。
また、「2021年の第4回中国国際輸入博覧会の開幕式で習近平国家主席は、中国の高水準の開放を拡大する決意は変わっておらず、世界と発展のチャンスを共有する決意も変わっておらず、より開放的で、包せつ的で、均衡の取れた、ウィンウィンの関係を目指して経済グローバル化を推進するという決意も変わっていないと宣言した。同年に、中国は広州交易会(中国輸出入商品交易会)、サービス貿易交易会、中国-ASEAN博覧会など一連の国際展示会を相次いで開催した。これらは、世界各国が中国市場を開拓し、輸出を拡大するための好機となった」と話しました。
中国当局がこのほど発表したデータによりますと、2021年の中国の対外貿易は大きく成長したことがわかりました。中国は世界2位の商品消費市場となり、貨物貿易総額では5年連続で世界1位、外資導入額では世界2位を維持しています。(ミン・イヒョウ、謙)