北京
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北京冬季オリンピックで選手以外で一躍スーパースターとなったマスコットキャラクター、氷墩墩(ビンドゥンドゥン)。選手村でも、北京市内でも、選手や報道陣、そして一般市民に買い求められる必須の記念品となっています。
(北京冬季五輪のマスコット ビンドゥンドゥン)
北京市内の王府井にある北京市最大のオリンピックグッズ販売店では、朝の開店前から、ビンドゥンドゥンのグッズを買い求める大行列ができています。その可愛らしい姿に癒されたと、多くの人々がビンドゥンドゥンの虜(とりこ)になっています。
このビンドゥンドゥンブームは中国だけでなく、日本にも広がっています。ビンドゥンドゥンへの溢れる愛情を十分にアピールした、日本のアナウンサーが中国のソーシャルメディアで大きな話題を呼んでいます。
「『ビンドゥンドゥン』は見ているだけで楽しい、癒される」。こう話すのは日本メディアとして北京冬季オリンピックを取材中の日本テレビの情報番組「スッキリ」の辻岡義堂アナウンサー。「ビンドゥンドゥン」グッズをたくさん買い込んでいることを紹介した映像が、中国のメディアやSNSでも拡散され大きな話題を呼んでいます。
(CGTNの逆取材を受けている日テレの辻岡義堂アナ)
中国国際テレビ(CGTN)の取材に対し、辻岡アナは「ビンドゥンドゥン」愛を伝え、自分の名前も「ギドゥンドゥン」にしたいと紹介してくれました。
辻岡アナのハイテンションと親しみやすさ、そしてユーモアあるちょっと大げさな報道スタイルが中国で人気になっています。
また、辻岡アナはAIスクリーンの前で太極拳を行ったり、ロボットが作ったカクテルを味わったりするなど、選手村での体験を共有し、日本の視聴者に北京冬季オリンピックを楽しんでもらえるよう報道に工夫を凝らしています。
なお、日本のオークションサイトでは「ビンドゥンドゥン」の記念品の価格が2倍に高騰しているということです。(Lin、CK)