北京
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中国文化・観光部のデータセンターによりますと、2022年の旧正月(春節)の7連休中の国内旅行者数は延べ2億5100万人、国内観光収入は2891億9800万元(約5兆2400億円)に達したということです。
春節期間中は、親族・友人訪問や都市部でのレジャー、田舎での休暇、ウインターレジャーなどが主流となっていました。データによりますと、省内での旅行と省をまたいだ旅行の割合はそれぞれ78.3%と21.7%でした。近距離のマイカー旅行やファミリー旅行、テーマパーク旅行、ウインターレジャー旅行など近場でのレジャーの増加が顕著で、北京近郊の民宿には予約が殺到し、前年に比べ2.4倍に増えたということです。
春節期間中の中国国内旅行者数は延べ2億5100万人超に
また、北京冬季五輪への熱気が高まる中、ウインタースポーツを中心としたウインターレジャーを楽しむ旅行が今年の流行りとなり、それにともなって周辺の温泉や無形文化遺産体験、レストランやホテルなどの利用者数が増加しました。このほか、デジタル技術やスマートツーリズムを背景に、各地でオンライン展覧会、オンライン大晦日の夕べ、講座とイベントなどの活動が次々と開催されたほか、メッセージアプリ「微信」やOTA(オンライン旅行会社)のプラットフォームなどを通じて、観光客に予約や、人数制限、感染症対策、管理サービスなどについての情報が速やかに提供され、科学的な管理・制御や知的流量制限が実現できていたということです。(閣、坂下)