北京
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23/19
ドイツの男子アイスホッケーチームのモリッツ・ミュラー主将はこのほど、ドイツメディアのインタビューに答えた際、「北京オリンピックのボイコットを吹聴することは偽善的で、スポーツを政治的パフォーマンスに利用したいだけだ」と語りました。
ミュラー氏はドイツ通信社(DPA)の取材を受け、「北京冬季オリンピックに対するボイコットを吹聴する人は、中国製のスマートフォンを使い、メイドインチャイナの服や靴を身につけていながら、私たちがボイコットすることを望んでいる。アスリートとして、私はトレーニングに全力を傾けている。それは、冬季オリンピックの舞台で全力を尽くしたいからだ。どこで開催されようと、とても期待している」と述べました。
ミュラー氏は、また「スポーツが政治に悪用されるべきではないし、ましてや政治的な誤りのためにつけを払うなんて有り得ない。スポーツは人々を分断するためのものではない。私たちはオリンピックを異なる国や文化の間の握手の場と見なすべきだ」と指摘しました。(藍、坂下)