北京
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「一地一食」湖南省の料理
湖南省の料理(湘菜)は中国八大料理の1つであり、辛い料理の代表の1つでもあります。料理の体系は漢の時代に形成され、湘江流域、洞庭湖一帯、湘西山間地帯という3つの流派があります。
湘江流域や洞庭湖一帯などでは、川の魚介類や家禽類、肉と野菜などの食材が豊富で、これらの食材を利用して作られた料理がたくさんあります。湘西山間地帯では、魚介類より、山の幸に恵まれています。湿気が多く、新鮮な肉類は長く保存できません。豚肉などは塩漬けにし、その後、かまどの天井に吊るして燻製にして乾燥させるため、長く保存することができます。このような方法で加工された豚肉は「腊肉」、鶏肉は「腊鶏」と呼ばれ、「腊魚」もあります。何種類が一緒に盛り合わせて、蒸篭に入れて蒸すと、湖南省の有名な料理「腊味合蒸」が出来上がります。
今日の番組では、湖南省の代表的な料理として、腊味合蒸のほか、剁椒魚頭、毛氏紅焼肉、辣椒炒肉を紹介します。詳しい内容については、是非、この時間の番組をお聞き下さい。(まとめ:任春生)