北京
PM2.577
23/19
このほど、中国、ロシア、米国、英国、フランスの5カ国の指導者が「核拡散防止と軍縮に関する共同声明」を発表ました。これについて、外交部の汪文斌報道官は4日の定例記者会見で、中国が今後も自衛・防衛の核戦略を堅持し、先に核兵器を使用しない政策を実行し、核兵器の使用を国家安全保障上の必要最低限に維持していく考えを示しました。また、「これは世界の戦略的安定にとって重要な貢献である」と述べました。
汪報道官は5カ国の指導者が初めて核兵器の問題について共同声明を出したことについて、「これは5カ国の核拡散防止の政治意欲を示し、世界の戦略的安定を維持し、核衝突のリスクを減らすための共通の声だ。全体的に安定し、均衡に発展する大国関係の構築にも積極的な意義がある」と高く評価しました。また、「中国は、5カ国の戦略的な相互信頼を深め、意思疎通と協力を強化し、持続的に平和で、普遍的に安全な世界を構築するために積極的な役割を果たしていきたい」と述べました。(任春生、CK)