北京
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中国人民政治協商会議全国委員会は31日午前、全国政協礼堂で新年に向けた茶話会を開きました。党と国家の指導者である習近平氏、李克強氏、汪洋氏、王滬寧氏、趙楽際氏、韓正氏、王岐山氏らは民主諸党派の中央機関、全国工商連合会の責任者と無党派人士の代表、中央と国家機関の関係方面の責任者および首都の各民族・各界の代表らと一堂に会し、共に2022年の元旦を迎える準備を行いました。
茶話会では、習近平中国共産党中央委員会総書記、国家主席、中央軍事委員会主席が重要な演説を行いました。
習総書記は演説の中で「2021年は、中国共産党の歴史においても、中華民族の歴史においても、一里塚的な意義がある年だった。中国共産党は創立100周年を迎え、中国共産党第19期六中全会は中国共産党の3つ目の歴史的決議を採択し、一つ目の百年奮闘目標が成功裏に実現された。中国で小康社会が全面的に達成され、絶対的貧困の問題が歴史的に解決し、中国は社会主義現代化国家の全面的建設と二つ目の百年奮闘目標に向かって新たな道のりに踏み出した」と述べました。
そのうえで、「2021年は、複雑で厳しい国際情勢と国内の改革・発展・安定の重要な任務に直面し、中国共産党中央は全国各民族の人民を率いて、百年未曽有の変革とパンデミックに落ち着いて対応し、新しい発展構造を構築して新しい一歩を踏み出した。質の高い発展において新しい成果を取得し、国の戦略的科学技術力は速やかに拡大し、民生の保障は力強い効果を示した。エコ文明建設は継続的に推進され、洪水予防・災害救援と災害後の復旧・復興活動が力強く進められ、国防と軍隊の現代化建設は加速的に推進され、全過程の人民民主主義は引き続き発展し、党史学習・教育の成果は顕著で、全面的な厳しい党内管理は持続的に深化している。中国の経済発展と感染症予防・抑制は世界をリードし続けており、『第14次五カ年計画』は幸先の良いスタートを切った。我々は引き続き改革の全面的深化を推進し、中央全面深化改革委员会が手配した50の重点改革任務とその他の61の改革任務を基本的に達成した。また、中央と国家機関の関係部門はさらに105の改革任務を完成し、各方面は216の改革方案を発表し、党が創立百年の時までに各方面の制度がより成熟し、より定型化する上で明らかな成果を収めるという目標を達成した」と述べました。
習総書記はまた、「一国二制度」の堅持、人類運命共同体理念や真の多国間主義の堅持、『一帯一路』共同建設、グローバル公共財としてのワクチンの提供などの面から2021年の中国の取り組みを振り返りました。2022年を展望し、習総書記は、「中国共産党は第20回全国代表大会の開催は党と国家の政治生活における一大事だ」と指摘し、「引き続き歴史的な能動精神を発揚しなければならない。勢いに乗って練磨前進し、社会主義現代化国家を全面的に建設する新たな追試の道をしっかりと歩み、それにむけてこれまで以上の努力を払い、安定した健康な経済環境、清廉潔白な政治環境、国が安定した社会環境の維持に力を入れ、実際の行動で中国共産党第20回全国代表大会の勝利の開催を迎えよう」と呼びかけました。
習総書記はさらに、人民政治協商会議が2021年に「団結」と「民主主義」という二つのテーマを堅持し、党と国家の発展に果たした貢献を評価し、新しい年に引き続き積極的に政策提言するよう期待を寄せました。(Yan、CK)