北京
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馬の引くウインチで氷面下の決めた位置に魚網を投じる漁民(12月26日ドローンによる撮影・顔麟蘊)。
査干湖の凍った水面で、網を引き揚げて魚を捕る漁民(12月26日撮影・顔麟蘊)。
吉林省松原市前郭爾羅斯(ゴルロス)蒙古(モンゴル)族自治県にある査干湖は、豊かな漁業資源を擁し、中国北方エリアで現存する最後の漁・狩猟部落と言われている。毎年12月末になると、漁民たちはまずアイスピックを使って氷結した査干湖の湖面に数百という穴を開け、糸を通した針を手繰り寄せる原理を使って、数千メートルに及ぶ魚網を各氷穴に入れて包囲網を作りあげ、馬が引くウインチで網を引き揚げて魚を捕る。この「冬捕」という査干湖の伝統的な行事は、国の無形文化遺産に登録されている。新華網が報じた。「人民網日本語版」2021年12月28日