北京
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「一地一品」ブンタンの故郷・福建省漳州市平和県
琯溪蜜柚は福建省漳州市平和県産のブンタンの一種で、福建省の三大フルーツの一つに数えられ、その栽培の歴史は500年以上あります。甘酸っぱく、ビタミンCをはじめとする栄養素が豊富です。2007年に平和県産のブンタンは「中国で名を馳せるブランド」に指定され、産地である平和県も「世界のブンタンの故郷、中国のブンタンの都」と呼ばれるようになりました。
平和県は面積が2328.6万平方キロ、人口は60万人あまり、県内の90%の世帯がブンタンを栽培しています。ブンタンは地域経済の発展を支える基幹産業となっています。2018年の平和県のブンタンの栽培面積は4万7000ヘクタール、生産量は130万トンで、全国のブンタンの生産量の3分の1を占め、中国最大のブンタンの産地となりました。毎年15万トンのブンタンが、EU、ロシアおよびアラブ諸国に輸出されます。
今日の番組では、福建省漳州市平和県のブンタン栽培の歴史、現状および近年の高い付加価値のある関連商品の開発などについてご紹介します。詳しい内容については、是非、この時間の番組をお聞き下さい。(まとめ:任春生)