北京
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23/19
世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は20日、ジュネーブでの記者会見で、「2021年、新型コロナウイルス感染症は少なくとも330万人の命を奪った。今も毎週、新型コロナウイルスが直接の死因で亡くなっている人は5万人がいる」と述べました。
テドロス事務局長は、「データが示したように、オミクロン変異株の伝播速度はデルタ株より速い。ワクチンを接種した人や回復した人も再び感染する可能性がある。感染の拡大は人々の正常な生活を妨げるだけでなく、その他の病気のスクリーニングや治療、医療サービスの妨げにもなっている」と指摘しました。その上で「2022年には新型コロナウイルスのパンデミックを終わらせなければならない。このような規模の災難の将来的な発生を防ぎ、持続可能な開発目標の達成を急ぐために、すべての国が資金を投じなければならない」と強調しました。(玉華、柳川)