19日に夜空に浮かんだ今年最小の満月「マイクロムーン」

2021-12-21 09:12  CRI

19日に夜空に浮かんだ今年最小の満月「マイクロムーン」

 今月19日(旧暦11月16日)、2021年の満月としては地球から最も離れた位置で、今年最小となる「マイクロムーン」が夜空を飾った。あなたのいる場所では「マイクロムーン」を鑑賞することができただろうか?人民網が各社の報道をまとめて報じた。

19日に夜空に浮かんだ今年最小の満月「マイクロムーン」

満月の大きさが異なる原因は?

 天文専門家によると、月は地球の周りを楕円軌道を描きながら公転しているため、地球との距離が常に変化している。地球と月の間の距離は平均約38万4000キロで、最短は約35万6000キロ、最長は約40万6000キロメートルになる。その距離が変化するため、地球から見える月の大きさも変化するという訳だ。

19日に夜空に浮かんだ今年最小の満月「マイクロムーン」

(撮影・趙雯博)

 今月19日の地球と月の距離は約40万6000キロで、月と地球の距離が今年最も遠くなった。その時に満月になり、「最小の満月」が見られるのは13-14ヶ月に1回しかない。

 天文学的計算によると、19日午後12時36分に満月の瞬間を迎えた。この時、地球から見て太陽と月が正反対の方向に並び、太陽の光を月がすべて反射して、「満月」となった。(編集KN)

「人民網日本語版」2021年12月20日

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