北京
PM2.577
23/19
米中関係全国委員会の元会長でジョンズ・ホプキンス大学ポール・H・ニッツェ高等国際関係大学院(SAIS)外交関係研究所のデービッド・ランプトン上席研究員はこのほど、中国のシンクタンク「中国・グローバル化センター」と対話を行い、「中国・ラオス鉄道の開通は沿線の民衆に利益を与えていく」と評価しました。
ビエンチャン駅に到着した「瀾滄号」
ランプトン上席研究員は「中国が東南アジア諸国との相互接続を推進することは同地域での拡張を図ることを意味せず、中国は自らのインフラ整備計画を他国に押し付けることはしていない。中国・ラオス鉄道の開通は、中国とラオスを含む東南アジア諸国とのより広範囲にわたるより便利で素早い相互接続の実現を推進した。同鉄道での輸送は多数の国を連結してラオスやその周辺の広範な地域の発展をけん引できる。インフラや鉄道の連結を通じて東南アジア諸国は海陸一貫輸送を実現し、1億人を超える人口に経済社会発展の好機をもたらしていく」との見解を示しました。(ジョウ、浅野)