北京
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ライフマガジン:中国の「保温インナー」文化
話題一:中国の「保温インナー」文化
本格的な冬に入った中国。全国ではダウン類衣類の売り上げは急成長しています。ダウンと並ぶ標準装備は保温インナー。これまで着なかった人たちまで、今年は寒さのしのぐために購入しており、そのうち男性消費者が3分の2を占めているということです。従来は高齢者向けの保温インナーは今冬、若者の間でも人気アイテムとして、好調な売れ行きを見せています。
話題二:男性消費ブーム
中国では現在、男性消費ブームが広がっています。長年、消費市場において男性は最下層だったとみられています。消費市場における価値の序列を見ると、上から順に女性、子供、高齢者、ペットと続き、ワーストが男性だったそうです。しかし近年、男性消費ブームがついに急成長を見せており、財布のひもの緩い男性が消費市場において中堅となりつつ、その消費力は生活、娯楽、仕事のあらゆる場面に及んでいます。
話題三:若者の匿名交流志向
匿名での交流というのは今に始まったことではなく、手紙の時代にはペンフレンドがあり、MSNやQQといった初代SNSツール、さらに現在の豆瓣、「樹洞」などの交流プラットフォームでは、ある意味全て匿名で交流できる場と言えます。若者が他の人と交流する時にミステリアスな「仮面」をかぶりたいという考えには、様々な理由があるようです。遠くにいる知らない人に対して、ロマンチックな想像を膨らませているとか、知り合いとの人間関係に疲れているとか、今の若者たちはネット上の匿名交流にハマっているようです。