北京
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【国産編】
雄獅少年(I Am What I Am)
公開日:2021年12月17日
監督:孫海鵬(スン・ハイポン)
主演(吹替):大昕(リー・シン)付博文(フウ・ボーウェン)大雄(ダーション)郭浩(グオ・ハオ)
美食家が主人公の中国国産アニメ『美食大冒険』(2014)とその続編である『美食大冒険之英雄燴(Kung Food)』(2018)を手掛けてきた孫海鵬(スン・ハイポン)監督の新作として、一人の「留守児童」が獅子舞を通して成長する姿を描くアニメ映画『雄獅少年(I Am What I Am)』が登場。「留守児童」とは、中国の急速な経済発展を背景に、農村から都市への出稼ぎ労働者が増加する中、その労働者たちが故郷に残してきた子どものこと。本作では、そんな「留守児童」である少年が、仲間たちと共に獅子舞コンクールに参加することで弱虫から勇気あふれるヒーローへと成長していく様子が描かれています。
【洋画編】
きっと、またあえる(中国題:最初的夢想)
公開日:2022年1月7日
監督:ニテーシュ・ティワーリー
主演:スシャント・シン・ラージプート シュラッダー・カプール ヴァルン・シャルマ ターヒル・ラージ・バシン ナヴィーン・ポリシェッティ トゥシャール・パーンデー サハルシュ・クマール・シュクラ
2019年に公開されたインドのコメディ映画『きっと、またあえる(中国題:最初的夢想)』が約3年越しに中国で一般公開を実現! インド映画といえば、『ダンガル きっと、つよくなる(中国題:摔跤吧!爸爸)』や『バジランギー・バイジャーン(中国題:小蘿莉的猴神大叔)』、『シークレット・スーパースター(中国題:神秘巨星)』などの中国での大ヒットが記憶に新しいですが、本作は、近年のインド映画の代表格とも言える『ダンガル きっと、つよくなる』のニテーシュ・ティワーリ監督がメガホンを取ったもので、青春を共に過ごした人々の友情を、学生時代の1990年代と主人公たちが親世代になった時代とを交錯させながら描く作品になっています。当時は第65回フィルムフェア賞で5部門にノミネートされた話題作で、中国での反応も楽しみです。主人公を演じているのは34歳の若さでこの世を去った俳優のスシャント・シン・ラージプート。彼は2008年にテレビシリーズ『Kis Desh Mein Hai Meraa Dil』で俳優デビューし、2013年に『Kai Po Che!』で映画デビュー。2020年に自宅で首を吊った状態で発見され、死亡が確認されたということです。(ミン・イヒョウ、梅田謙)