【CRI時評】「安定」という字には千金もの大きな価値がある

2021-12-12 13:15  CRI

【CRI時評】「安定」という字には千金もの大きな価値がある

 中国では8日から10日まで、年に一度の中央経済活動会議が北京市内で開催された。国際的な大手メディアの多くが期せずして、中国が10日夜に発表した公式声明の中から「穏(安定)」というキーワードを抽出した。シンガポール紙の聯合早報は「会議は、経済の安定維持という強烈なシグナルを送った」と論じ、米ブルームバーグは今年の公式声明について、25回も「稳」または「稳定」に言及したと指摘している。

 中国の自動車業界団体、乗用車市場情報聯席会がこのほど発表した、電気自動車(EV)販売の高い伸びに関するデータは、米EV大手テスラの株価を押し上げた。データによると、11月のテスラの中国工場製自動車の販売台数は前年同月比111%増の5万2859台だった。特筆すべきは、うち2万台以上が輸出用ということだ。テスラは、中国に多額の投資をしたことで、中国市場からだけでなく世界の他の市場からも利益を得た。これこそが中国の魅力だ。

 中国への投資で利益を得ている企業はテスラだけにとどまらない。新型コロナ禍で他に先駆けて感染を抑え込み経済を回復させた中国市場は、全世界の投資家に得難いチャンスをもたらした。

 そうしたチャンスは今後さらに広がるだろう。今回の会議では、中国は来年も引き続き「高水準の対外開放を拡大し、制度型開放を推進し、外資系企業に対する内国民待遇をしっかりと実施し、さらに多くの多国籍企業による投資を呼び込み、重要な外資プロジェクトの着地を加速させ、『一帯一路』共同建設の質の高い発展を推進する」と明確に打ち出した。

 中国は11日、世界貿易機関(WTO)加盟20周年を迎えた。この20年間に、中国の経済規模は世界6位から2位に上昇し、物品貿易は世界6位から1位に上昇し、サービス貿易は世界11位から2位に上昇し、対外直接投資は世界26位から1位に上昇し、世界の経済成長に対する寄与度は平均で約30%と、中国は世界経済を活性化させている。新たな発展モデルを構築する中国は今後も引き続き、多国間主義を堅持し、高基準の国際経済・貿易ルールに自発的に接合し、高水準の対外開放を絶えず拡大し、中国と世界にさらに大きなウィンウィンを実現させる。(CRI論説員)

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