【CRI時評】中国・ニカラグアが国交回復、一つの中国の原則は大勢の赴くところ・人心の向かうところ

2021-12-10 18:05  CRI

【CRI時評】中国・ニカラグアが国交回復、一つの中国の原則は大勢の赴くところ・人心の向かうところ

 ニカラグアが台湾当局との“断交”を宣言し、中国とニカラグアは10日になり国交回復を宣言した。ここに至り、世界181カ国がすでに中国と国交を樹立した。このことは、一つの中国の原則が国際社会の普遍的共通認識であり、国際社会の大義であり、人心が向かうところであり、大勢の赴くところであり、いかなる勢力も阻止できないことを、十分に証明している。

 世界にはただ一つの中国しかなく、中華人民共和国政府は全中国を代表する唯一の合法政府であり、台湾は中国領の不可分の一部分である。この歴史と法理の事実は、公認された国際関係の準則でもある。

 ニカラグアはこのたび、中国と無条件で国交を回復させた。そして台湾とはいかなる公的関係も結ばず、いかなる公的な往来もしないことを承諾した。これは、一つの中国の原則が人心に合致しており、挑戦を受け入れないことが改めて証明されたことだ。このことは、米国が最近になりしきりに「台湾カード」を切り、米台が共謀して火遊びをしていることへの、力強い回答でもある。

 今月6日には、ソロモン諸島のマナセ・ソガバレ首相が議会で、「台湾の代理人」が政府の安定を破壊しようとしていると怒りの非難をしたことは、台湾当局の政治的な策動が人々に唾棄されていることを示している。

 中国は、国家は大小にかかわらず一律に平等という姿勢を堅持している。そして、各国の人々が自主的に発展の道を選ぶ権利を尊重し、各国が経済を発展させ民生を改善することを支持している。現在は、中国とラテンアメリカおよびカリブの関係が急速に発展しつつある。中国とニカラグアは国交回復後、相互尊重と平等互恵の基礎の上で、各分野の協力を展開し、両国及び両国国民に幸せを作り出す。台湾に残されたわずかの、いわゆる「国交維持国」は一刻も早く暗闇から脱却し、世界の大勢に順応し、人心に合致する正しい選択をすべきだ。

 中国の統一は阻止することのできない歴史の大勢であり、台湾は米国の一部政治家の政治の駒ではない。いかなる者も、中国国民の国家の主権と領土の完全性を守る頑強な決意と断固たる意志、強大な能力を低く見積もってはならない。台湾当局が「米国に頼って独立を企てる」ことや米国と共謀しての火遊びを続けるならば、かならずやさらに大きな失敗に直面することになる。(CRI論説員)

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