北京
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このほど上海ファッションウイークで、義足の若い女性がランウェイを歩く姿が大きな拍手を浴びました。このモデルの名は牛鈺さん。2008年の四川大地震で当時11歳の彼女はがれきの下敷きになり、3日後にようやく救出されましたが、不幸にも右足を失いました。現在24歳の牛さんは100万人近いフォロワーを抱える「ショート動画ブロガー」や写真家として活動しています。
牛さんは楽観的で明るく、「鉄鋼足ウーマン」と自称し、義足にペンライトを縛り、「これは私が頑張って生きてきた勲章だから、隠す必要はない」と話しています。運命に屈することなく強く生きる姿は多くの人を感動させました。

上海ファッションウイークで(2021年)
上海ファッションウイークでのモデルデビューについて、牛さんは「まだバランスがとれていなくて、手の振り方も目線もまだまだ。でも満足している。完璧じゃなくても輝くことはできる」と話しています。
牛さんは地震で右足を失ったことを受け入れられなかった時期もありました。義足をスポンジやズボンで包み、身体障害者ではないふりをしました。しかし、父親が「しっかり生きるには、身体障害者じゃないふりをするのではなく、自分の姿を受け入れることだ」と繰り返し教えてくれました。それから牛さんは自分に向き合い、新しい生活を切り開くようになりました。毎年5月12日の四川大地震の日に、牛さんは自分が生まれ変わった日だとしてお祝いをするのです。牛さんは2018年に地震発生地のブン川県でマラソンに参加し、それを自分への誕生日プレゼントにしました。

ブン川マラソンで(2018年)
牛さんは今、撮影スタジオの仕事のほか、身体障害者のボランティア団体にもたくさん参加しています。「愛に包まれて育った自分だから、愛を伝えていきたい。他人を助けると同時に自分も癒されて、もっと幸せになれる」と牛さんは話します。(閣、藤井)