北京
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ライフマガジン:中国若者の新しいライフスタイル
話題一:冬の不眠症
韓国科学者の科学研究によりますと、靴下を履いて寝ることで15分早めに眠りにつけ、夜目を覚ます回数も大幅に減少することが分かりました。日中の人体の平均的な体温は37℃ですが、夜の6−7時間の睡眠中に深部体温は1.2℃低下します。一方で、深部体温の緩やかな低下は、眠りにつき睡眠を保つという複雑な神経生物学的行為の鍵となる部分で、深部体温が速く低下するほどすぐに眠りにつけるということです。手のひらと足の裏は体の最も効果的な放熱器ですから、寝る前に足湯をするか靴下を履き、足を温めることで血管の拡張を促進でき、裸足で冷たいまま寝るよりも深部体温をより速く下げられることができます。
話題二:中国若者の新しいライフスタイル
「温室育ち」で家事などは何もしたことがなかったZ世代(1995年代後半から2009年生まれの世代)も、新型コロナウイルスの影響で、自宅で過ごすことが多くなったのをきかっけに、食品や野菜に関心を持つようになり、自炊して、落ち着いて日々の暮らしをじっくりと味わうことを覚えるほか、過去と未来についてゆっくりと考える時間ができ、ニューライフを満喫するようになっています。
話題三:二酸化炭素排出管理員
中国は二酸化炭素(CO2)排出量ピークアウトとカーボンニュートラルの目標を打ち出した後、数多くの改革措置を次々に実施しています。今年は中国CO2排出権取引市場がオンライン取引を開始します。簡単に言えば、政府関係当局が規定の計算方法に基づいて企業にCO2排出の割当量を分配します。企業は排出量が割当量を超えた場合は、市場で超えた分の排出割当量を購入する必要があり、割当量を超えなかった場合は、余った分を市場で売って利益を上げてもよいというものです。この市場メカニズムが、企業の主体的な排出削減をよりよく促進するとみられます。こうして、新しい職業「CO2排出管理員」が機運に乗じて誕生しました。