北京
PM2.577
23/19
外交部の趙立堅報道官は30日の定例記者会見で、「米国が寄せ集めの『民主サミット』を行うことは、『民主促進』の旗印を掲げて、民主を破壊することだ。失敗に終わるだけだ」と批判しました。
報道によりますと、ロシアの著名なシンクタンクの国際関連委員会はこのほど、米国が「民主サミット」を主催することについて「多彩な現代世界を白と黒の世界に分割しようとする企みだ」と指摘しました。
趙報道官はこれらについて、「すべての病気に効く万能薬のような民主は存在しない。世界各国は共に、民主の価値を追い求めている。民主実践の価値についての議論は多彩豊富であり、自らとは異なるものをも受け入れるべきだ」と述べた上で、米国の姿勢について「さまざまな国は文化や歴史、文明には大きな違いがあるのに、それを無視して、自らが書いたシナリオにしたがって民主の『裁判官』のようにふるまっていることこそが最大の非民主だ」と強調しました。
趙報道官はさらに、「民主促進」の旗印を掲げて民主を破壊する米国の行為は「失敗に終わるだけだ」と強調しました。(朱、鈴木)