北京
PM2.577
23/19
外交部の汪文斌報道官は29日の定例記者会見で、「今年は冷戦終息30周年にあたる。米国の『民主主義サミット』は、冷戦思考を復活させる危険な行動であり、国際社会は強い警戒感を抱いている」と述べ、「われわれは世界の有識者が米国の偽の民主主義にボイコットし、ともに国際社会の団結と協力を維持し、世界の平和と発展を推進するよう呼びかけたい」と語りました。
関連報道によりますと、ハンガリーのシーヤールトー外相は25日、米国の「民主主義サミット」について、「このサミットは米国の国内政治的そのものだ」と批判しました。同時に、中国の秦剛駐米大使とロシアのアントノフ駐米大使も連名で文書を発表し、米国が勝手に「民主国家」の線引きをするという行為は、典型的な冷戦思考の表れであり、世界のイデオロギー上の対立と矛盾を扇動し、新たな分裂をもたらすものだと指摘しました。(任春生、鳴海)