北京
PM2.577
23/19
中国と米国の選手による卓球混合ダブルスのペア2組が、米国のヒューストンで現地時間22日、初の合同トレーニングを行いました。2組のペアは23日から29日にかけて現地で開かれる2021年世界卓球選手権に出場します。
トレーニングの前には、両国ナショナルチームのジャージ交換が行われました。
出場するのは、林高遠(りん・こうえん)(中)/チャン・リリー(米)ペアと、カナック・ジャー(米)/王曼昱(おう・まんいく)(中)ペアです。選手らはペアを組んでのプレーについて、「とても興奮している」「良い結果が残せるように精一杯頑張りたい」と意気込んでいます。
今年は中国と米国の「ピンポン外交」50周年であることから、中国卓球協会と米国卓球協会はこれを記念して、国際卓球連盟(ITTF)に中国と米国による混合ペアの出場を申請しました。
中国卓球協会の劉国梁会長は、「今回の世界選手権は特別な意味を持っている。中国と米国の『ピンポン外交』50周年に当たる記念すべき大会だ。50年前、私たちの先輩たちは中米のピンポン外交の基礎をしっかりと築いた。それから50年が経ったいま、私たちは自らの行動でそれを維持していくべきだ。今大会では、中米混合ダブルスのペア2組を世界に送り出し、中米ピンポン外交を継承していきたい。選手たちの素晴らしいパフォーマンスと洗練された技術に、両国のファンや観客がより多く注目し、声援や拍手を送ってくれることを期待している」と語りました。(ミン・イヒョウ、謙)