北京
PM2.577
23/19
①東京都大田区 三輪 徳尋
今年も世界中が大きな期待を寄せる第4回中国国際輸入博覧会が例年にも増した規模によって無事に開幕されたことは、コロナウイルスで落ち込む世界中の多くの企業にとって何よりの好事となるものと思います。その開会式で習近平主席の主旨演説のなかで、「中国がハイレベル開放を拡大する決意は変わらない。世界と発展のチャンスを分かち合う決意は変わらない。経済のグローバル化をより開放的、包容的、普遍的、均衡的、ウィンウィンの方向に推進する決意は変わらない」との力強い言葉によって、多国間主義を維持しつつ、世界経済の回復を促進すると世界に向けて発せられたことは、世界の多くの企業が不安定な状況下で、これからの時代に不安を感じ、五里霧中の道を歩んでいるなかに、射し込んだ一筋の光となるものと思います。
輸入博は、品物や文化、芸術を14億余りの人口を持つ購買力がある中国に輸入するという方法によって、世界に手を差し伸べ、世界中の国々が手を取り合って共に取り組んでいかなくてはならないことを広く人々に分かりやすく示した博覧会なのだと思います。
②宮崎県 ラジオネームD.D
星さん 怡康さん 雲莎さんスタッフの皆さん今日は。市民テニス大会の前編、後編と競技ダンスを楽しく拝見しました。スポーツCHINA は出演の皆さんがいつも笑顔で伝えて下さるので、こちらも"いい感じ"で観させて頂いています。
市民テニス大会では、男女問わす各年代の方々が参加されていて壮観ですね。それぞれスキルの向上を目指すのでしょうが、皆さんテニスが好きで、テニスを通じての仲間作りに重きを置いている事がわかります。IMGの錦織圭選手を知る方もいてエピソードも興味深かったですが、星さんと雲莎さんのプレーも観たかったかも!?競技ダンスの方は、北京大学のサークルで星さんと怡康さんが参戦でしたね。ステップを身につけるには相当練習が必要と思いますが、怡康さんもドレスアップして本格的でしたね。それでは、朝晩冷えますが元気に次回も期待です、再見!
③東京都 細谷 正夫
昨日までの5日間、東京都内のホテルに連泊して、都内の博物館巡りをしてきました。海外に出られないので、少しだけ旅行気分を味わってきました。国立博物館では、特別展「最澄と天台宗のすべて」を観てきましたが、伝教(でんぎょう)大師最澄が比叡山延暦寺を創建し、更に研鑽を深めるために中国に渡り、浙江省の国清寺で密教を学んだことなどが解説されていて、たいへん興味深いものでした。
数日前、作家の瀬戸内寂聴さんが世を去りましたが、彼女の中国との関わりにも心を打たれます。彼女は、新婚時代を北京で過ごしたそうですが、日本の敗戦によって乳飲み子と路頭に迷うことになったとき、中国の人々が彼女を助けてくれたご恩は忘れることが出来ないと、生前、テレビ番組で感慨深く語っていました。この話は、私の連れ合いの母親が、敗戦直後のハイラルの街で、生後一ヵ月の乳飲み子を連れて彷徨っていた時に、中国の人々が助けてくれたと語っていたことと重なります。義母は生前、よく「中国の人たちには”感謝”の言葉しかない」と言っていました。
以上のお便りを11月24日(水)ラジオ番組「中日交流カフェ」でも紹介しています。 水曜日の「ハイウェイ北京」からお聴き下さい。
ハイウェイ北京・水曜日 https://japanese.cri.cn/radio/wednesday