最古の炭化米、稲作の歴史は1万年前にさかのぼる 上山文化考古学特別展

2021-11-23 16:20  CRI

 中国国家博物館で21日、浙江省上山文化の考古学特別展が始まりました。期間は約2カ月で、1万年前に育てられた稲や、これまで最古とされる定住集落跡、未知の絵画や彫刻で描かれた彩陶など貴重な展示品が来場者に公開されます。

 同展では上山文化の初期・中期・後期の文化財約200点が展示されており、その中には最古の炭化米、最古の彩陶など重要な代表的遺物もあります。2000年11月、上山遺跡は浙江省浦江県で発見されました。遺跡では、稲の収穫や加工、食用までの比較的完全な一連の証拠がみつかりました。これによって、稲作の歴史が1万年前にさかのぼることがわかり、世界の農業の起源に対する認識が一新されました。

 農業の起源、人類の起源、国家の起源は考古学における全世界的な三大課題です。稲作農業の発展により人類文明の生産と生活様式が一変しました。特別展の展示品の多くは高度な情報を持っています。例えば一粒の「炭化米」は、今から約11000年-8500年前のもので、順化初期段階の原始栽培稲で、浮選法という手法を用いて地層の層位がはっきりとする考古遺跡で見つかった最古の稲米となります。(雲、鈴木)

最古の炭化米、稲作の歴史は1万年前にさかのぼる 上山文化考古学特別展

浙江省の上山遺跡から発掘された炭化米

ラジオ番組
10月29日放送分
00:00:00/00:00:00
  • ハイウェイ北京<月曜日>の担当者 劉叡琳_fororder_周一刘睿琳130
  • ハイウェイ北京<火曜日>の担当者 王小燕&斉鵬_fororder_周二小燕齐鹏130
  • ハイウェイ北京<水曜日>の担当者 謝東&劉非_fororder_周三谢东刘非130
  • ハイウェイ北京<金曜日>の担当者 劉叡&孟群_fororder_周四刘睿孟群130
  • ハイウェイ北京<金曜日>の担当者 任春生_fororder_周五任春生130
  • ハイウェイ北京<週末篇>_fororder_北京直通车周末篇
特集ダイジェスト
最新コラム
新華社_fororder_12日中友好協会_fororder_11人民網日本語版_fororder_10人民中国_fororder_9中国網日本語版_fororder_8東方網日本語版_fororder_7JAPAN online_fororder_5
UTYテレビ山梨_fororder_4中華網日本語版_fororder_3東方通信社_fororder_2中国百科検定_fororder_132959111934859451北京観光_fororder_1
赵芸莎