北京
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北京の秋は短いけど、黄金に染まるイチョウ並木が、ベストシーズンを迎えているようです。11月はじめの週末には夢を見ているような雪が降って驚きましたが、イチョウの葉はまだ残っていました。気温の低下に伴い、北京市の地壇公園のイチョウは黄色に染まり、見ごろを迎えています。ということで、今週末は北京の秋の色を撮りに行きました。
黄金色のイチョウの葉が枝いっぱいに広がり、風が吹くとハラハラと舞い落ちるその様子はまるで童話の世界そのものです。「赤い壁と金色の葉」で美しく飾られた地壇公園は、北京の秋の美しさを最も良く表していて、独特の雰囲気を醸し出しています。
その後、北京で有名なイチョウスッポトである「釣魚台国賓館」東側の壁沿いに行ってみました。イチョウ並木で撮った写真はやっぱりとっても良い雰囲気でした。どれもふんわりしたやさしい秋の記念写真です。
【北京のイチョウ観賞スポット】(順不同)
○ 釣魚台:中国の迎賓館 「釣魚台国賓館」 の東側の壁沿いに、2列約1000本、1キロものイチョウ並木が続いていて壮観。 秋の撮影スポットとして人気が高いです。
○ 中山公園:天安門の隣に位置する中山公園にはイチョウの名所が2カ所あり、1つは 「水榭景区」 (水際のあずまやの風景区、南門を入ってすぐ西側)、1つめは 「社稷(しょく)壇」 (その昔、皇帝が土地神と五穀の神を祭った場所)から 「中山堂」 (もとの拝殿、または祭殿)へ向かう路上。 古建築の深紅の壁をバックに、黄色いイチョウが映えて美しいです。
○ 地壇公園:西門を入った公園北区に、イチョウの大通りがあります。 地壇は明代の1530年創建。 当時に植えられたとされる、樹齢400年余りのイチョウの古木もあるそうです。
○ 三里屯:大使館エリアの一角、三里屯・西五街東段に位置する。 大通りの喧騒も忘れるような黄金のストリートで、サイクリングしながらの黄葉狩りも楽しいです。
○ 清華大学:キャンパスのイチョウ並木と古い校舎が、レトロな雰囲気を醸し出します。 南門から入り、最初の十字路を西へ折れてすぐです。
○ 大覚寺:遼代創建 (1068年)の寺院内には古木が多く、中でも有名なのが 「無量寿仏殿」 の前にそびえる 「銀杏王」です。 高さ30メートル余り、幹周り7.8メートル、樹齢約1000年になるといわれています。