北京
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11月初頭、中国初の世界遺産をテーマとするスターバックスが正式に開店しました。コーヒーが大好きなAちゃんはもちろん、急いで見に行きました。
場所は北京の東側の国貿というところにあります。ここはとても賑やかで高級デパートがたくさんある一帯です。
お店はデパートの外の広場にあって、ガラス製の一戸建て。北京の胡同をイメージして建てたそうです。中の飾り物はすべて貴州省の世界遺産「ろう染め」で作った芸術品です。
中国古代の四大印刷技術の一つとして、ろう染め芸術は長い歴史と貴重な伝承価値を持っています。今回、スターバックスは貴州省の山奥にある黔東南丹寨県のろうけつ染め組織と協力し、伝統のデザインを商業化して、無形文化産をより多くの都市の若い消費者のもとに持っていくことを狙いとしています。
また、これらのろう染め芸術品を作った人はすべて、南丹寨県の女性で、子供の世話や家のために山の外に出られないママたちとのこと。自分の手で作ったものが山の外の人たちに好まれ、さらに芸術品として販売され、家計の足しにもなって、きっと嬉しいことでしょう。スターバックスのお客さんも同様に、山の奥に行かなくても、本物のろう染め商品を入手することができ、伝統的なものをファッションとして身に着けられるのは互いにとっていいことだと思います。
このようなお店が今後、増えていくと何よりですね。
もし発見したら、またご紹介します〜
店舗:北京市華貿無形文化産体験店
場所:北京朝陽区建国路79号華貿ショッピングモール北広場
営業時間:07:30-23:00