北京
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セルビアのボリス・タディッチ元大統領は約1カ月前の第9回世界中国学フォーラムで、西洋が21世紀になり直面している課題は、現代化と西洋化がイコールでないことを示しており、一方で中国は「現代化」に新たな内実を与え、全世界に教えを示したと表明した。
このほど発表された中国共産党第19期中央委員会第6回全体会議(六中全会)の公報は、中国共産党は人民を指導して中国式現代化の道を歩ませることに成功し、人類文明の新たな形態を創造し、発展途上国が現代化の歩みを進む経路を広げたと指摘した。このことにより、「中国式現代化の道」はさらに深い議論と思索を世界範囲で引き起こした。
英国の著名な学者であるマーティン・ジャックス氏は、「中国は発展途上国に対して、新しい発展の道とインスピレーションを提供した」と指摘した。この道はどこが「新しい」のか。それは、中国共産党が人民を率いて100年の奮闘を経て自主的に探りあてた「中国の特色があり、中国の実情に合致している」道であることだ。この道が向かう目標は、対内的には全国民が共に裕福になることであり、人と自然が調和して共生することであり、対外的には世界の平和的発展を推進し、人類運命共同体を構築し、物質文明、政治文明、精神文明、社会文明、生態文明の協調した発展を実現することだ。
ブラジルで中国問題を研究している学者のエバンドロ・カルバーリョ氏は、「西側諸国はグローバル化を通じて彼らの価値観を押し広めようとしており、他国の国民の価値観や生活習慣などの違いを無視している。これは植民地的思考だ。だが中国の現代化の道には、より包容性があるという鮮明な特徴がある」と指摘した。
事実は中国の道の正しさと成功を十分に証明している。かつてはマッチや鉄くぎも輸入せねばならなかった中国は、今や「世界の工場」であり「イノベーションの実験場」だ。高速鉄道の総延長は4万キロ近くに達し、世界第1位だ。中国の庶民は自宅内で指をちょっと動かすだけで世界中の良い商品を買える――。
中国共産党が100年を通じて人々を率いて切り開いた現代化の道は、中国と世界に互恵とウィンウィンをもたらした。中国共産党は今後、この正しい道を引き続き歩み続け、中国国民と世界の人々がさらに素晴らしい生活を送れるようにしていく。カルバーリョ氏が述べたように、「中国は中国式の現代化の道を切り開くことに成功した。中国は今後、人類運命共同体の構築を絶えず推し進め、人類を歴史の新たな段階へと導いていく」ことになる。(CRI論説員)