北京
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中国は28日、「中国の国別貢献達成状況及び新たな目標と措置」及び「中国の21世紀中盤における温室効果ガスの長期低排出発展戦略」の2文書を、国連気候変動枠組条約(UNFCCC)事務局に提出しました。国別貢献とは、国が決定する地球温暖化対策に対する貢献を意味します。
「中国の国別貢献達成状況及び新たな目標と措置」は、中国が2015年から国として策定した排出削減目標の実現に向けた政策や措置、成果を総括し、国としての新たな削減目標と実現に向けた重要な政策や措置を示し、世界の温暖化対策に対する中国の基本的な立場や貢献、さらに同分野における国際協力の一層の推進に関する中国の考えを説明する文書です。
「中国の21世紀中盤における温室効果ガスの長期低排出発展戦略」は、温室効果ガス排出削減で収めた成果を総括し、21世紀の中盤における長期的な低排出に伴う発展の基本方針と戦略的展望を示した文書です。
前記2文書は、「パリ協定」を履行する上での具体的な措置として、エコ・低炭素の発展を推進し、地球温暖化への対策に積極的に取り組む中国の決意と努力を具現化したものです。(ジョウ、鈴木)