北京
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今日は、北京市大興区にある「南海子ヘラジカ苑博物館」に来ています。
ここは別名、北京生物多様性保護研究センターとも呼ばれています。博物館には「ヘラジカ・滄桑展」と名付けられた、ヘラジカと自然や文化との関係を紹介する展示のほか、世界の絶滅動物を悼む(いたむ)エリアや、環境保護がテーマの壁画(東方護生壁画)などがあります。
ヘラジカは世界最大の鹿で、馬のような顔、ロバのような尾、牛のような蹄(ひづめ)と鹿の角を持っている、と表現されることもあります。ヘラジカが生息するのは針葉樹林か、針葉樹と落葉樹の混合樹林です。夏は単独で暮らすか、数頭の群れで暮らしていますが、冬になると10頭前後の大きな群れを形成します。草食性で、木の葉や樹皮、地面に落ちたナッツ、水草等を食べる習性があります。