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中華“老字号”巡り 浙江省杭州市の張小泉
張小泉は中国最大のハサミ製造会社です。1628年(明朝)に創業し、今まで400年近くの歴史があります。製品の品質が優れているため、1915年のパナマ万国博覧会では4等賞を受賞しました。2006年、張小泉のハサミ鍛造技術は国家級無形文化遺産に登録され、さらに張小泉は第一陣の中華老字号(老舗)に選ばれました。
2000年に経営困難に陥った国有企業の張小泉は民間資本を受けて、株式会社となりました。今日、9割以上の生産工程は機械化と自動化を実現し、製品の品質はさらに向上しています。今年の9月には、国内の証券取引市場での上場も果たしました。
張小泉は豊富な製品を揃えています。伝統的な製品のハサミのほか、包丁や鍋、フライ返しなどのキッチン用品、調理器具、伝統的な金属製の湯たんぽや手あぶり、蟹を食べる際の道具セットなど、創意工夫の商品を開発・生産しています。張小泉は現在、単一製品ではなく、多元化する商品開発と販売の戦略に取り組んでいます。
今日の番組では、張小泉の昔と今日にまつわる物語を詳しくご紹介します。是非、この時間の番組をお聴き逃しないように!(まとめ:任春生)