北京
PM2.577
23/19
今月19日は中国の小説家・翻訳家・思想家、魯迅の没後85年の命日です。今年は魯迅の生誕140年の節目でもあります。中国各地では、展示会やシンポジウム、魯迅の代表作の朗読会など様々な記念イベントが行われました。
魯迅の作品は中国の国語の教科書に数多く載せられていますが、日本の教材としても使われていると聞いています。その代表の一つとして、『故郷』があるそうです。皆さん覚えていますか。
さて、今週の番組のメニューです。
▼2021年中日共同世論調査 北京で結果発表
▼<つばめの目>中日共同世論調査 印象よりも背後にある民意を
2021年中日共同世論調査報告
<お便りありがとう!>
★名古屋市のゲンさん
「神舟13号」の「天和」とのドッキングに成功、素晴らしいの一言ですね。中国の皆さんの喜びが目に見えるようです。中でも女性飛行士が今回初めて6ヶ月の滞在に挑戦するということで、色々な旅支度に興味を持ちました。
5歳のお嬢さんに「ママはお星さまを持って帰るからね」と説明された話には、絵本を見ているような感覚になりました。宇宙船の中で書道をしたり楽器を奏でたり、これも絵本の世界です。とにかく無事で帰還されることをお祈りしています。
石田さんと王さんのお話もとても感銘を受けました。あやまちを詫び、関係を糺すのに3代かかるということは、2代目の私には重い言葉でした。そこを石田さんは「きちんとした姿勢を貫けば、すぐ終わることだ」と、喝破しました。石田さんの若々しさ(王さんもです)にとても大きな説得力を感じました。
日本にいる中国人、そして、中国にいる日本人も自分と違う観点・見方をする人と接することの大切さをしみじみ共有させてもらいました。見えていないものが見えてくること。この自分自身の中の変容こそ、平和の源泉でしょうね。
お互いに競って軍拡するのでなく、競って良い国になり合いたいものだと切実に願います。優しい言葉の、分かりやすい若々しい対談で、8月6日の新しい温かい階段を一歩昇ったように感じる番組でした。
★東京都の三輪徳尋さん
テニスに限らず、日本のスポーツ参加人口は減少傾向にあるとの統計も公表され、その要因として、長く続く低金利政策などによって日本経済が低迷したことで、企業による文化・スポーツ振興へのメセナ活動が縮小したことに加えて、スポーツの人口の中核となる若者層が、日々の暮しに余裕が無くなり、スポーツ活動やレジャーに仕向ける支出が減少していることがあげられていました。
一方で、中国では、様々なスポーツを支援する政策が実施されて、多くの改革が進められ、社会経済が大きな発展を続けている状況から考えれば、群众体育としてテニスだけではなく、多くのスポーツが広がることが自然な成り行きなのだと思います。
一日も早く、日本においては、コロナウイルスを駆逐して、交通が便利で豊かな自然環境があるテニスリゾートやスキーリゾートに隣国である強みを活かして、中国からのスポーツ好きなお客様を迎えられたならば、日本各地の多くのリゾートが新たな局面を迎え、発展できる起爆剤になると思います。
★maho
うちは娘は学校のスポーツチームでテニス、水泳、ソフトボールを楽しみ、2番目の息子は学校で水泳、バレーボール、バスケットボール、外のクラブで水泳。3番目は学校で水泳、外部クラブでテニス。周りの友達はスキーで日本に行く人がたくさんいました。北海道が多いですが、慣れてきて長野や東北に行く人も数人いました。うちは毎冬河北省の萬龍に行っていました。リフト券は日本と比較して高いですが、雪質とゲレンデの設計は良くて全然悪くないです。麓のレストランのお昼ご飯も好きでした!
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