北京
PM2.577
23/19
第13回世界保健サミットが現地時間24日、ドイツのベルリンで始まりました。国連のグテーレス事務総長は開幕式で、新型コロナウイルス用ワクチンの公平な分配を呼びかけました。
グテーレス事務総長は開幕式で行った演説で、「ワクチン分配の不均衡は、より多くの死亡やより深刻な保健システムの崩壊、より大きな経済上の困難を意味する」と警告しました。
世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は、「新型コロナウイルス感染症は制御可能だ。しかしその前提は、各国政府と医薬品製造企業が公平と団結を保証することであり、世界の脆弱(ぜいじゃく)国家により多くのワクチンを提供することだ」と述べ、さらに「年末までにすべての国が、人口の少なくとも40%にワクチンの接種を終える目標は実現可能だ」として、20カ国・地域(G20)が新型コロナウイルスワクチンの寄贈計画を実施し、より多くの脆弱国家を支援するよう呼びかけました。
今回の世界保健サミットの会期は24日から26日までです。6000人以上が参加し、国際組織と各国の政府高官、専門家300人以上が発言する予定です。(殷、鈴木)