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四川省成都市の有名な観光地を巡る
四川省の省都・成都市は、中国西南部、四川盆地の平原にあります。河などによる灌漑が便利で、農業が発達し、物産も豊かで、古くから「天府の国」と讃えられています。
成都市は面積14335平方キロメートル、2020年末現在、常駐人口2094万人。西南部地域の中心都市、国家ハイテク産業拠点、物流センターおよび総合交通のハブとして機能し、隣の重慶市とともに中国西南地域最大の経済圏を形成しています。
成都市は古代蜀の国の発祥地であり、発掘された文化財などによって少なくとも3000年以上の歴史があることがわかっています。これまでに歴史上、幾つかの国が都をここに置いたため、成都市は古都であり、早くも国家第一陣の歴史文化名城に指定されました。そのため、有名な観光地がたくさんあります。
今日の番組では、成都市のメージャーな観光地として、三国志由緒の武侯祠、唐代の詩人杜甫のかつての住まいだった杜甫草堂、古代蜀の国が残した金沙遺跡博物館、四川省西部第一の道教の総本山・青羊宮、清代の駐屯部隊の兵営から形成された寛窄巷子(古代風の商店街)、そして、郊外にある四川ジャイアントパンダ保護区群として世界遺産に登録された青城山、都江堰などをご紹介します。いずれも面白くて有名な観光地です。詳しい情報については、是非、この時間の番組をお聞きください。(まとめ:任春生)