オリバー・ストーン氏、朝鮮戦争描く映画「長津湖」を語る

2021-10-20 16:08  CRI

 米国の著名な映画監督であるオリバー・ストーン氏にはもう一つの身分があります。それはベトナム戦争の帰還兵です。その体験は、戦争を批判し反省する原点となり、監督として製作した「ベトナム戦争三部作」は戦争の残酷さと痛みを訴え、アカデミー賞で2度も最優秀監督賞に輝きました。中国国内でこのほど、朝鮮戦争を描いた映画「長津湖」が上映され、ヒットしています。ストーン監督は、中国国際テレビ局(CGTN)のインタビューで、「朝鮮戦争は血生臭く、ばかげたもので、不必要であり、共産主義を恐れたことによる産物だ」と指摘した上で、「米国人は、朝鮮へ行って参戦することは共産主義と戦うことと同じだと思い込んでいた。ダグラス・マッカーサー将軍は北進の際に何度も、中国を爆撃し、中国に原爆を投下すべきだ提案した。そのため、中国人は朝鮮戦争に参戦し、朝鮮に大規模出兵した」と語りました。

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インタビューを受けるオリバー・ストーン監督(右)

 ストーン監督は「この7、8年間、米国のライバルはロシアだったが、トランプ政権の最後の2年間は中国がライバルとなった。私たちの報道では、中国はいつも悪い国というイメージで登場するが、そうしたやり口はとても幼稚だ。米国は自国のメディアを掌握し、多くの報道は政治的な宣伝のためだ。例えば、華為技術(ファーウェイ)は悪い会社だ、5G技術は中国人に独占される……など。新疆の労働者もこのように悪者扱いされている。一部のメディアは、新疆で(民族根絶策の)ジェノサイドが行われていると指摘したが、証拠は全くない。これは政治的な宣伝だ」と述べました。

 さらに「米国は、中国に汚名を着せるためにありとあらゆる悪辣な手段を弄(ろう)してきたと言ってよい。米国はアジアにもっと多くの軍隊を派遣すると約束し、オーストラリアやベトナム、フィリピンに武器を提供している。米国は必ず太平洋地域に回帰するだろう。次に何が起きるのかは誰にも分からない」とも述べました。(藍、柳川)

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