北京
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8月も最終日となりました。明日から始まる9月1日は、中国では新学年が始まる日です。北京市では、今学年から一部の区では、教育資源の不均衡に起因する一連の社会問題の解消を目指して、小中学校間で教師や校長のローテーションが導入されました。詳しくはオープニングトークでご紹介します。
東京パラリンピック真っ最中の北京からお送りする今週の番組、メニューは以下です。
▼【ひと】2020東京パラリンピック・車いすテニス中国代表・董福利ヘッドコーチ
2021年8月21日、東京に向け中国で行われた最後の特訓、左から3人目が董福利コーチ(写真提供:董福利さん)
▼中国人初の男子100m決勝進出の蘇炳添選手、東京五輪をこう振り返る
なお、蘇炳添選手に関する番組の内容は、中国の英字新聞「チャイナデイリー」が日本語で刊行する月刊新聞「チャイナウォッチ」8月号の記事を参考にしています。「チャイナウォッチ」は毎日新聞社と提携し、同社により、首都圏の購読者を対象に配布協力を行っています。
2021年「チャイナウォッチ」8月号紙面
▼【CRIインタビュー】ピンポン外交から50年、名古屋で記念シンポジウム(上)~生き証人たちの声
先週、名古屋市内では、第31回世界選手権大会の会場だった愛知県体育館で市民参加の卓球の交流試合が開かれ、翌日には、「温故知新 ピンポン外交が導く未来」と題して、「ピンポン外交」の歴史的意義を振り返るシンポジウムが開かれました。このシンポジウムはリモートでの参加も含め、約300人が出席しました。シンポジウムで発表された内容について、今週と来週の番組で音声にてご案内します。
2021年8月26日、名古屋で開かれたピンポン外交50周年記念シンポジウム
今週はピンポン外交に実際にかかわった方たち――後藤鉀二会長の秘書で、1971年年初、後藤会長と共に北京に赴いた小田悠祐さん、第31回世界選手権大会に出場し、団体種目で金メダルを獲得した元日本代表の竹内敏子さん(中京大学 名誉教授・東海学生卓球連盟会長)、杉本安子さん(元愛知工業大学卓球コーチ)のお話を抜粋してお届けします。
半世紀前に何が起き、何を学び、それが今の世界情勢に置かれている中国と日本にとって参考になることは何か、リスナーの皆さんと一緒に考えることができればと思います。
【北京スケッチ】仲良しシルバー仲間の週末
(撮影地:北京市石景山区半山花海 2021年8月28日 写真提供:平文智)
<お便りありがとう!>
★宮崎県 D.Dさん
斉鵬さんからタイムリーに中国選手団の詳細を伝えて頂きました。バドミントン、テコンドー、陸上、車椅子テニス等々437人の大選手団。また東京の会場施設への高評価もあり日本人としては嬉しく思います。中国チームはコロナ対策も万全の事と思い、五輪に続く大活躍を期待しています。
また中国宇宙飛行士2回目の船外活動では、厳しい環境に対応の高度な6層の宇宙服は価格何と3000万元、5億円との事。白い色は太陽熱を一番反射するからなど興味深く聴いていました。
【CRIインタビュー】は戦争と平和を考える・石田氏。歴史を直視することが大事ですね。八路軍の影響を受けて反戦運動に転じた旧日本兵がいたのも興味深く、その辺も詳しく知りたいものです。また小燕さんの「この研究で不利益な事は?やりがいは?」との切り込みも良いなと思いました。
パラリンピックの車椅子テニスコーチのインタビューも期待ですね。
★名古屋 ゲンさん
暑いですね。来週の放送のころには、もう少し涼しくなっているでしょうか?あぁ、それなのに、太陽の熱に向いていると最高150℃、陰の部分だとマイナス100℃なんてお話を聞いてしまいました。宇宙ってそんなところなんですね。
2回目の船外活動成功おめでとうございます。一着5億円の十二単衣ならぬ130㎏の六単衣で作業されたのですね。ポンプセットの取り付けが、人間で言えば、心臓から血液を送るポンプの正常な運行の為と聴き、とってもわかりやすかったです。防水・防火・防放射能であるなら地球で、防新型コロナ防護服も出来るかもねと、淡い期待を持ってしまいました。あ、今日の日本の新聞に、防護服に囲まれ出産した女性の話が載ってます。きっとそのうち、地上で、普通に見られる光景になるでしょう。とにかく3人が無事に帰還されることをお祈りしています。
石田隆至さんの続編も、パラリンピックの監督のインタビューも楽しみにしています。
★東京都 三輪徳尋さん
中国共産党が創設から百年、一貫して「人類運命共同体」の理念を持ち続け、その理念に助けられたことで現在の日本の繁栄がある。という普遍的な事実が、日本に浸透していないことに憤りを感じます。 こうした「中国の脅威」を基にした作り話を事実のごとく語り、その気運を醸成し続け、利権を守ろうとする人たちは、過去の侵略戦争について、「自身の過ちを深く反省」ことも「認罪」することも、受け入れ難いことなのだろうと思います。 一人でも多くの日本人が真実に目を向け、正しい現実に向き合い、隣国に暮らす人々の真心を理解して欲しいと思います。
★韓国水原(スウォン)市 權大根( KWON, DAE-GEUN)さん
プログラムで、中国の神舟12号の宇宙飛行士の活動の話をよく聞きました。2度目の船外活動を成功的に果たしたこと、おめでとうございます。中国の宇宙技術が非常に進歩したことを知りました。このような宇宙活動の結果が人類の文明を早める良い基礎になることを願っています。
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