【CRI時評】「権力ゲーム」が米国に人道主義上の災難を引き起こす

2021-08-11 10:12  CRI

【CRI時評】「権力ゲーム」が米国に人道主義上の災難を引き起こす

 米国を「コロナ対策で世界首位」に位置づけた米ブルームバーグの荒唐無稽な操作に対し、中国の三つのシンクタンクは9日、「『米国が世界首位』?!米国の感染症対策の真相」と題する報告書を共同で発表し、周到な研究と詳細で確実なデータ、客観的な立場により、米国の感染症対策の真実の状況を示した。

 米国は累計の感染者数3500万人超、死者数61万人超といずれも世界最多だ。米国人にとって、今回の感染症流行は天災である以上に人災だ。根深い党派闘争により感染症流行が政治化され、「死ぬ必要のない」米国人が命を失った。

 感染爆発当初、米国の当時の政権は警告を繰り返し無視し、リスクを軽く見せようとして、「新型コロナウイルスは一般的なインフルエンザと変わらない」などの発言で民衆を「まひ」させた。経済と雇用を守ることで共和党再任の土台を固めるのがその目的だ。以降、PCR検査、マスク着用、社会的距離の確保、ワクチン接種、緊急救済法案と、ほぼ全ての感染症対策は米両党の利益争いに満ちている。

 米コロンビア大学の感染症研究者によるモデル分析によると、米政府が2020年3月13日に発表したコロナ対策が2週間早ければ、同年5月3日にまでに国内で5万4000人の命を救えた可能性がある。米国のコロナ対策におけるさまざまな失敗は、米国式民主制度の機能不良を鮮明に映し出している。三つの権力が互いに抑制し、均衡を保てる三権分立制度はすでに米国の政治家の「権力ゲーム」に成り下がっている。ホワイトハウスは連邦議会と「ドッグファイト」を繰り広げ、連邦議会内では上院と下院が対立し、司法府も「独立性」が失われて両党の激闘に巻き込まれている。

 米国では新型コロナウイルスの新規感染者が再び増加している。9日には1日当たりの平均が3日連続で10万人を超え、前の週に比べて35%増えた。しかし、「争うために争う」党派間の争いに収束の兆しは少しも見えない。沈黙する司法府、対立する立法府、無能な行政府という「三権分裂」の苦境は、米国の現大統領の就任演説での政治スローガンである「団結」が単なるスローガンにすぎないことを運命づけている。(CRI論説員)

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