【CRI時評】「香港人と共に」の米政治屋がまたやってきた

2021-08-07 10:27  CRI

【CRI時評】「香港人と共に」の米政治屋がまたやってきた

 何かと言えば「香港人と共に」と叫ぶブリンケン米国務長官は、また「名言」を繰り返した。同氏は5日(現地時間)、米大統領の「国外退去強要の延期」命令に基づき、米国は「香港に戻ることを恐れる人々」に「安全な避難先」を提供するとSNSに投稿した。

 米国の一部政治屋は何をしたいのか。答えは明白だ。香港国家安全維持法(香港国安法)が施行されてから1年余りが経ち、香港は繁栄と発展の軌道に戻った。だが、米国の一部の者は失敗を認めようとはせず、小細工を続けている。いわゆる香港での事業に関する警告の発布から、虚勢を張って多くの中国当局者に制裁を科したこと、さらには今回の一部香港人に対する18カ月間の送還猶予命令の発布まで、米側が行ったこうした行為は「反中乱香港分子」の背中を押し、引き続き香港に危害を加え、さらに中国の発展をけん制しようとするものにすぎない。

 そう考えると、「香港に戻ることを恐れる人々」が誰なのかは言うまでもない。それが法と正義の制裁を受けることを恐れる者たちだということは疑いの余地はない。中国の中央政府の説明によると、香港国安法は4種類の犯罪--国家分裂罪、国家政権転覆罪、テロ行為罪、外国または国外勢力と結託して国家安全を危害する罪--を対象にしている。この4つの犯罪にかかわっていない香港人は、香港に戻ることを恐れることはまったくない。米国の一部の者がいわゆる「安全な避難所を提供する」ことは、実際のところ、香港の繁栄と安定を災いと破壊をもたらす者を庇(かば)うことであり、暴力犯罪に加担することになる。

 香港の大局はすでに決まった。現地市民は香港国安法が香港の利益と市民の幸福を守る「如意棒」であることを広く認め、香港市民および香港在住外国人の各合法的な権利と自由をよりよく保障していると考えている。紫荊研究院が6月末に行った調査によると、回答した市民の75.7%が香港国安法施行の成果に満足している。

 こうした香港の民意を前に、米国の一部政治屋はいくら騒いでも無駄だ。彼らが「香港人と共に」という「名言」を繰り返すほど、彼らの偽善の仮面の下にある香港を乱そうとする意図を世間に晒すことになる。米国の一部政治屋は、なすべきことをしっかりと行い、感染症とさまざまな社会問題に苦しんでいる本国国民に「安全な避難場所」を提供すべきだ。(CRI論説員)

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