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「一地一品」江蘇省無錫市陽山鎮の水蜜桃
江蘇省無錫市恵山区の陽山鎮は、無錫市の西部にあり、南は太湖に臨んでおり、北は京杭大運河に接しています。面積は44平方キロメートル、人口は約5万7000人(2017年)で、11の村からなっています。
陽山鎮は優れた火山岩土壌と気候に恵まれ、おいしい桃の産地として600年の歴史を有しています。そして70年ほど前から、中国の有名品種「水密桃」の栽培を始めました。ここで収穫される水密桃は果実が大きく、白色にピンクまたは赤色を帯びた美しい姿をしています。皮は強靭ですが、剥きやすいです。香りが濃厚で、ジューシーで甘く、口に入れるとすぐ溶けてしまうような食感です。このため、陽山鎮はあっという間に水蜜桃の代表的な産地となりました。
水密桃には、さらに細かい分類があります。出荷される時期で言えば、6月12日から6月20日までに収穫される「雨花露」、6月20日から月30日までの「朝日」と「京紅」、7月5日から7月18日までの「白鳳」、7月18から8月15日までの「湖景」と、5つの種類に分けられます。そのうち、最もおいしいのが湖景、2番目が白鳳とされています。
今日の番組では、桃の栄養価と効能、陽山鎮水蜜桃の栽培条件、陽山鎮で行われている、桃を使ったジュースやお酒、化粧品など、商品開発の様子をご紹介します。詳しくはぜひ番組をお聞きください。(まとめ:任春生)