北京
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ライフマガジン:中国の卒業シーズン
話題一:ゆっくり就職
7月に入りました。近頃は中国では卒業のシーズンです。また新たな大卒者が学校を出て社会に入ります。教育部のデータによりますと、今年の全国の大卒者は前年比35万人増の909万人に上ります。例年とは異なり、アルバイトをしながら各地を旅行するなどして人生経験を豊かにする人や、大学院試験や公務員試験、各種職業技能試験に向けて準備する人、新型コロナ収束後の海外留学を待つ人など、「ゆっくり就職」の傾向が多く見られます。
話題二:大卒者の就職居住調査
「2021年大卒者就職・居住調査研究報告」によりますと、現在、大卒者の60%以上が就職活動中で、希望の就職先都市として人気があるのは上海、深セン、広州だということです。教育部の発表によりますと、今年の大卒者は909万人に上り、過去最高を記録しました。では、大卒者の就職活動や部屋探しにはどんな傾向があるのでしょうか。ライフマガジン、今日はこの話題についてご紹介します。
話題三:中国のeスポーツ産業
中国はすでに世界でも最大のeスポーツ産業の市場を抱えるようになっています。eスポーツのコアとなる観客とeスポーツ大会の売上高はいずれも世界一となっています。業界調査によりますと、今年、中国のeスポーツユーザーは4億2500万人に達し、緩やかに増加する段階へと突入すると予想されています。
話題四:宇宙飛行士の平均年齢
中国の有人宇宙船「神舟12号」を搭載した「長征2号F遥12」ロケットが先月17日に酒泉衛星発射センターから打ち上げられ、聶海勝氏、劉伯明氏、湯洪波氏の3人の宇宙飛行士を無事、中国の宇宙ステーションに送りました。3人の宇宙飛行士はそれぞれ57歳、55歳、46歳で、平均年齢が50歳を上回りました。