北京
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中国共産党創立100周年に当たり、党内の最高栄誉である「七一勲章」が29人の優秀な共産党員に授与されました。
勲章を受けた一人で、中国貧困地区の女子教育に献身的に働いてきた張桂梅さん(64)は満族で、東北部遼寧省の出身です。彼女は教師として中国南西部雲南省麗江の貧困山間部で40年余りも働き、中国初の費用全額免除の女子高校を設立しました。それまで、地元では、中学校を卒業した女子生徒はほとんどが進学せず、農作業に携わったり都市部へ出稼ぎに行ったり、両親の言いつけで結婚していましたが、張さんの長年の努力により、貧困家庭の女子生徒1800人以上が大学進学の夢を叶えました。
今年64歳になった張さんは20種類以上の病気にかかっても、母親のように生徒たちを守り続けています。「女子が平等な教育を受けることは、本人にだけでなく、後世にもメリットをもたらす」と、張さんは女子教育の重要性について語りました。(Lin、CK)