北京
PM2.577
23/19
ますます多くの事実による証拠を突き付けられているにも関わらず、米国の一部の反中政治家は新型コロナウイルスの発生源の問題について、見えすいたでたらめを言い続けている。ジェイク・サリバン国家安全保障担当大統領補佐官はこのほど取材に対して、中国はさらに一歩、ウイルスの発生源についての調査を展開せねば、「国際的孤立」に直面すると述べた。
中国は最近になり、米国におけるウイルスの発生源と、感染症対策に力を出せなかった原因やその責任者、フォート・デトリックならびに自国外に200カ所以上ある米国の生物実験室の問題を徹底的に調査するよう、厳粛な呼びかけを行った。この呼びかけは、国際社会の普遍的な声だ。
ますます多くの研究が展開されるに伴って、現在ではウイルス感染のタイムラインは絶えず前倒しになっている。新型コロナウイルス流行の全体的な状況から見れば、複数の発生源、複数の感染爆発はすでに明白な客観的事実だ。
もちろん、サリバン補佐官らが回答せねばならない問題は、そればかりでない。米国が感染症対策に力を出せなかった責任は、いったい誰が負わねばならないのか。米国はこのことについて徹底的に調査せねばならない。
それ以外にも、中国を侵略した日本軍「731部隊」の悪魔の遺産を受け継いだフォート・デトリック生物実験室が2019年7月に突然閉鎖されたのはなぜか。バージニア州北部でほぼ同時に、原因不明の呼吸器疾患が突然発生した原因は何なのか。ウィスコンシン州では「電子タバコ病」が大規模発生した。患者に出現した「大きな白い肺」の症状は、新型コロナウイルス感染症の症状に酷似している。これをどのように解釈するのか。米国政府は今に至っても、これらの問題について口を固く閉ざし続けている。
隠ぺいを行い、非公開で不透明なのは米国だ。科学者によるウイルスの発生源追跡に障害を設けているのは米国だ。全世界の感染症対策についての協力を破壊して、「責任転嫁」をしているのも米国だ。米国は中国が提出した三つの呼びかけに対して、必ず回答せねばならない。さもなくば、米国は「国際的孤立」に直面することになる。(CRI論説員)