6月22日　火曜日

　500キロを超える原因不明の北上を続けていた雲南省のアジアゾウの群れが最近、南へ戻ろうとする兆しが表れていることが分かりました。北へ行けばいくほど、ゾウの生存に適さない環境になるので、地元の対策チームは、ゾウの群れが徐々に南へ戻っていくよう誘導していく計画だということです。

　さて、今週の番組のメニューです。

▼中国の宇宙飛行士3人、「天和」でどんな生活

▼「クブチ砂漠を行く」砂漠の中での水遊び

クブチ砂漠に引き入れられた黄河の水

＜お便りありがとう！＞

★東京都の三輪徳尋さん

　自然エネルギーの積極的な活用は、世界的にも注目される取り組みでもあり、内モンゴル自治区オルドス市に作られた世界最大規模の太陽光発電所は、その広大な「パネルの海」の写真を交えて日本でも多くのメディアが取り上げています。

　パネルの設置によって、パネルの内側の風が抑えられることで表面の土が飛ばされず、植物の栽培も可能となることで、流砂を固め、砂嵐を防ぐ、砂漠化対策に効果があるということや、商品作物の栽培、家畜の放牧による経済的な効果が、今回の臨場感のあるリポートからとても具体的にその内容を理解することが出来ました。

　また、環境保全だけではなく、作物の栽培や施設のメンテナンスなどによって、現地に暮らす住民の安定的な収入をもたらし、貧困からの脱却にとって大きな役割を果たしていることが地域住民の言葉から感じることが出来ました。

★宮崎県のD.Dさん

　象さん達の続報、先週に引き続き斉鵬さんのリポートで、知らなかった象さんの集団の生態とか詳細が良く分かりましたね。

　またクブチ砂漠を行く旅は太陽光発電所。小燕さんの表現の、ソーラーパネルの海・パネル畑と言う広大な敷地に190万枚のパネルを設置、発電音まで聴けてリアルに感じられました。敷地には畑や、羊・ヤギも放牧されるなど、発電と土地の有効利用も興味深かったです。

　日本の読者からの質問、確かに膨大な数のパネルをどんな風に清掃して保っているのか、作業ぶりも観てみたい気がしますね。

　今週も象さんや羊さん達の話題、広大なクブチ砂漠の旅の、前向きな発展ぶりに元気を頂きました。

★大阪府摂津市の小原幹雄さん

　聴いた番組は「ハイウェイ北京」で、内蒙古自治区のクブチ砂漠にある太陽光発電所を取材した内容でした。

　環境にやさしい太陽光発電という自然の恵みを生かした電力発電は、これからの技術が期待されます。いろんな取り組みをされていることがわかり、興味深く聴かせていただきました。

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