北京
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【国産編】
1921
公開日:2021年7月1日
監督:黄建新(ホアン・ジェンシン)鄭大聖(チェン・ダーシェン)
主演:黄軒(ホァン・シュアン)倪妮(ニー・ニー)王仁君(ワン・レンジュン)劉昊然(リウ・ハオラン)
中国共産党が創設100周年を迎える7月1日に、記念映画『1921』が封切られます。この作品は、同じく主旋律映画(党の指導方針を唱え、愛国心や国威発揚などを題材とする作品)である『建党偉業』や『建国大業』などの黄建新(ホアン・ジェンシン)監督と、『浪淘沙』などのドラマで知られる鄭大聖(チェン・ダーシェン)監督の初タッグによるもので、主演には馮小剛(フォン・シャオガン)監督の『芳華(Youth)』(2017)や陳凱歌(チェン・カイコー)監督の『空海―KU-KAI―(中国題:妖猫伝)』(2017)などの黄軒(ホァン・シュアン)、張芸謀(チャン・イーモウ)監督作品『ザ・フラワーズ・オブ・ウォー(金陵十三釵(原題))で鮮烈なデビューを飾った人気女優の倪妮(ニー・ニー)、テレビドラマ『親愛的翻訳官(私のキライな翻訳官)』(2016)で注目を集めた俳優の王仁君(ワン・レンジュン)、ミステリーシリーズ『唐人街探案(僕はチャイナタウンの名探偵)』シリーズで大人気を博した俳優の劉昊然(リウ・ハオラン)をはじめ、50人以上のオールスターキャスト陣が出演しています。撮影は1921年7月に中国共産党第1回全国代表大会が開かれた上海で行われたということです。
【洋画編】
ウルフウォーカー(中国題:狼行者)
公開日:2021年7月3日
監督:トム・ムーア ロス・スチュアート
主演(吹替):オナー・ニーフシー エヴァ・ウィッテカー ショーン・ビーン マリア・ドイル・ケネディ サイモン・マクバーニー トミー・ティアマン ジョン・ケニー ジョン・モートン
2020年9月12日に開催された第45回トロント国際映画祭で世界初公開されたアイルランド・ルクセンブルク・フランス合作のアニメ映画『ウルフウォーカー(中国題:狼行者)』が中国で一般公開決定。中世から伝わるアイルランドの伝説を基にした、ハンターの父を持つ少女と、オオカミに変身するウルフウォーカーとの友情の物語で、『ブレンダンとケルズの秘密』(2009年)と『ソング・オブ・ザ・シー 海のうた』(2014年)に続くトム・ムーアの「ケルト三部作」の最後の作品となっています。(ミン・イヒョウ、梅田謙)