北京
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2021年7月1日の中国共産党創立100周年を前に、日本の元国会議員で現在はNPO法人日中親善教育・文化・ビジネスサポートセンターの会長を務める戸塚進也氏がチャイナ・メディア・グループ(CMG)の取材を受け、祝賀のメッセージを寄せるとともに、「中国共産党の指導の下で、中国は必ずや国家建設の目標を実現するであろうと信じている」と示しました。
インタビューに答える戸塚進也氏
戸塚氏は、静岡県議員を務めていた48年前の1973年に初めて中国を訪れ、以来、300回以上にわたり中国訪問を繰り返してきました。その経験を踏まえて、「訪中を通して、日中の間で平和と友好を保つことの大切さを実感した。中国共産党が柔軟な姿勢で様々な意見を取り入れ進歩し続けていることを、身をもって体験してきた」と述べました。
また、中国訪問の思い出について、「改革開放の初期、天安門広場に公衆トイレがないことに気づき、トイレの設置を提案した。すると、次回の訪問の時には『有料公衆トイレが整備された』とわざわざ知らせてくれた」というエピソードや、「徳永正利元参院議長の同伴で訪中し、鄧小平先生に面会した際の『白いネコでも黒いネコでも、ネズミを取ってくるのがいいネコだ』という話が印象的だった」という話を、振り返りながら語りました。
中国は現在、新中国成立100年を迎える2049年を目標に、富強・民主・文明的で調和のとれた社会主義現代化国家を作り上げることを目指しています。この目標について戸塚氏は「習近平総書記が率いる中国共産党の指導と取組みの下で、必ずや実現できるものと信じている。中国共産党は中華民族の党だ。今後も自信を保ち続けて、目標へ向かって奮闘を続けてほしい」と期待を寄せました。(Yan、謙)