北京
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上海の有名料理
上海市は、東側が東海に、北側が長江に、南側が杭州湾にそれぞれ接し、西側は江蘇省と浙江省に繋がっています。上海には川が多く、水産資源が豊富であるほか、鶏、鴨、牛、羊などの畜産も行われ、野菜も豊富に栽培されています。
これらの好条件から、上海では早い時期から飲食業の商業化が始まっていました。宋代の末期から元代のはじめにかけて、黄浦江の十六舗埠頭に次々とレストランが現れたそうです。そして清代の初めには、城隍廟や十六舗埠頭の辺りに料理屋や菓子店が百軒以上あったと伝えられています。特に、1843年の上海開港をきっかけに、商工業と対外貿易の繁盛の追い風を受けて、上海の飲食業は日に日に栄えました。
今日の番組では上海の看板料理として紅焼肉、八宝鴨、白斬鶏、水晶蝦仁、腌篤鮮、熏魚、紅焼圏子、四喜烤麸をご紹介します。詳細についてぜひ番組をお聞きください。(まとめ:任春生)