【CRI時評】米国は鏡で自分を見よ、ウイルスの起源解明調査に積極協力を

2021-06-02 10:34  CRI

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 第74回世界保健総会(WHA)が1日閉幕した。会期中、米国の一部の政治家は新型コロナウイルスの起源解明の問題を再び騒ぎ立て、中国に対して国際調査に協力するよう求め、中国をおとしめようと再びたくらんだ。

 しかし、新型コロナウイルスの感染が爆発してからの1年余り、米国自身の感染対策は、失敗の繰り返しで、疑わしい点が重なっている。米メリーランド州にあるフォート・デトリック生物実験室は2019年7月に突然閉鎖され、それから間もなく、車でわずか1時間の距離にあるコミュニティーで新型コロナウイルス感染症と症状が酷似した「電子たばこ由来の疾患」が発生した。また世界に200以上存在する米国の生物実験室の一部の所在地でも大規模で危険な感染症が発生しているが、米国はそれらの機能、用途、安全性について口を閉ざしている。米国内の最初の感染者、いわゆる「ゼロ号患者」がいつ出たのかについてもいまだにはっきりしていない。

 米国は、新型コロナウイルスの起源解明をめぐり、上述の問題に関する国際調査を受け入れなかったばかりか、現在は反対に、すでに世界保健機関(WHO)を招いて起源解明調査を行った中国に対し、国際調査を受け入れるよう促している。米国がごねればごねるほど、コロナ対策失敗の責任の所在を移し替え、中国を抑圧・中傷しようというその政治的もくろみは露呈する。

 米国の一部の人には、速やかに「非難ゲーム」をやめて中国のようにWHOの専門家を招いて起源解明調査を行い、全世界のコロナ対策に貢献するよう忠告する。間違った考えに固執して譲らず、コロナ流行を利用して他者に汚名を着せたり政治的にもてあそんだりすることを続ける人に対しては、「鏡で自分を見よ」という言葉を送っても構わないだろう。(CRI論説員)

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