【CRI時評】「魂の汚点」を拭い去れない米国、世界についてとやかく言う資格なし

2021-05-27 13:45  CRI

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 アフリカ系男性のジョージ・フロイドさんが白人警官に膝で首を押さえつけられ死亡した事件から1年となった25日、米国各地で追悼集会が行われた。事件に主に関与したデレク・ショービン被告には有罪評決が下されたが、1年が過ぎ、体系的な人種主義という米国の「魂の汚点」は、小さくなるどころかむしろ大きくなっている。

 米誌タイムによると、米国の警官による殺人事件の発生率は2020年6月以降も過去5年とほぼ同様で、今年は4月30日時点で警官による殺人事件が発生しなかったのは6日だけであることが、複数の調査で明らかになっている。

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 さらにひどいのが人種差別に基づく暴力的な法執行だ。米国の独立調査グループ「マッピング・ポリス・バイオレンス」によると、2020年に米国の警官によって殺害された1126人のうち28%がアフリカ系で、米国の総人口におけるアフリカ系の割合である13%を大きく上回っている。今もなお、新たな「フロイドさん事件」が絶えず起きている。

 各界から求められる警察改革の進展も頻繁に阻まれている。フロイドさんの名前を冠した警察改革法案は、事件から1年に際して成立しなかったばかりか、上院での果てしない議論の中で廃案に追い込まれる可能性が高い。それだけではない。反対に多くの州で、警察の権力を強化するための法案が可決されたり措置が取られたり、騒乱に関与した者への処罰や警察への保護が引き上げられたりしている。

 マッピング・ポリス・バイオレンスによると、2013年から2020年にかけて、警官が法執行中に死亡させた際に起訴されなかった確率は98.3%と高い。

 根深い白人至上主義。司法システムの長期にわたる放任。政治家の不作為や機に乗じたパフォーマンス。さまざまな要因が絡み合い、米国の人々が切望する人種平等の目標は、手の届かないものとなっている。(CRI論説員)

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