ユニバーサル・スタジオ・北京がLEEDのゴールド認証取得

2021-05-13 10:08  CRI

泥彫刻で昔ながらの風習などを紹介する元教員 福建省福清

 ユニバーサル・スタジオ・北京はこのほど、国際的な環境認証制度「LEED」のカテゴリー「シティとコミュニティ」のコミュニティゴールド認証を取得。世界で初めて同認証を取得したテーマパークとなった。北京日報が報じた。

 LEED(Leadership in Energy and Environmental Design)は、米国グリーンビルディング協会(USGBC)が開発した世界で最も広く採用されているグリーンビルディング評価システムの一つ。持続可能な発展促進や生活の質向上のために、数値化された戦略を展開できるよう、世界基準を提供している。

 ユニバーサル・スタジオ・北京が、LEEDコミュニティゴールド認証を取得できたのは、主に以下の分野が高く評価されたからだ。まず、空間の緑化の面で、LEED認証が求める60%を超える約170ヘクタールの緑地を作り出した。現地の特徴に合わせて、地元の苗圃で栽培されている植物を利用して、1年中にわたって、緑のグリーンベルトを構築している。そして、殺虫剤や化学肥料の使用を減らし、野生動物の生息地を保護すると同時に、顧客体験も向上させている。その他、水系や歩道からなる緑化空間は、来園者や地元住民にも公開されている。

 水の使用の面を見ると、来園者やスタッフは、国際的な水質基準をクリアしている飲料水を飲むことができる。そして、年間27億リットル以上の水がリサイクルでき、大幅に水を節約できるようになっている。

 さらに、冷却、熱、電力を同時に供給するシステム・CCHPや太陽光発電システム、廃棄物リサイクルなどの効率的なインフラを導入。一人当たりの二酸化炭素排出量が、LEEDの認証基準の半分以下となっている。

 その他、1万人近くの雇用も創出しているほか、住居を必要としているスタッフ8000人以上に、一人用寝室が備わった寮を提供。スタッフの生活の質を向上すると同時に、現地の交通機関の負担減少につなげている。さらに、高等教育機関30校以上と協力関係を構築し、観光業のカリキュラムを開設し、地元の人材にキャリアアップの機会を提供することを可能にしている。「人民網日本語版」より

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马玥