【CRI時評】中国の人口ボーナス、人材ボーナスへの切り替え加速

2021-05-12 11:41  CRI

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 世界最大規模の調査プロジェクトの結果が11日に出た。中国当局は同日、第7回国勢調査の主なデータを発表した。2020年の中国の総人口は14億1000万人に達し、世界の総人口の約18%を占め、世界一の座を維持した。データはまた、中国の人口ボーナスの人材ボーナスへの切り替えが加速していることも示している。

 中国の人口変化の動向を巡り、西側では憶測や議論が少なくない。それを代表する見方の一つが、「中国が直面している低出生率と高齢化という二重の試練が、中国経済の成長の余地を制限することになる」というものだ。最新の国勢調査のデータから判断すると、実際の状況はそれほど悲観的なものではない。

 中国の総人口はこの10年間で7206万人増えた。16~59歳の生産年齢人口は8億8000万人で、労働力資源は依然として十分である。人口の平均年齢は38.8歳で、米国のそれとほぼ同じだ。生産年齢人口のうち、高校卒業以上の学歴を持つ人は3億8500万人で、全体に占める割合は43.79%と前回調査の2010年から12.8ポイント上昇した。

 上述した人口変化の動向が、中国の質の高い発展への転向の動向と一致していることに容易に気づくだろう。人口ボーナスの人材ボーナスへの切り替えに伴い、中国の人口資源の優位性が引き続き解き放たれることが期待される。

 同時に、中国の人口情勢には日増しに深刻化するいくつかの試練が確実に存在することにも目を向けなければならない。例を挙げると、1人の女性が生涯に産む子どもの平均である出生率は1.3人で低水準にある。60歳以上の人口は2億6000万人を超え、総人口に占める割合は18.7%で、高齢化がさらに進んでいる。

 低い出生率と高齢化の加速はどちらも全世界が直面している共通の課題だ。中国社会は関連する問題に対処するために、将来を見据えた心理面、政策面での準備をしている。例えば、高齢化に対しては、「シルバーエコノミー」を発展させ、高齢者向けの製品やサービスの消費が拡大している。

 中国では現在、都市化が急速に進んでいる。膨大な人口規模および絶えず改善される労働力の質は依然として、中国の経済・社会の発展にとって重要な「底力」だ。(CRI論説員)

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