北京
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中日韓の協力について話し合う「中日韓マッチング協力発展in山東」が25日に開幕するのに先立ち、山東省党委書記の劉家義氏は24日、済南市で日韓からの代表と会談を行いました。
劉家義書記
劉書記は、「中国には『家が欲しい』という歌謡曲があるが、日本や韓国の皆さんにとって、山東省はイノベーションと起業に適する家、温かくて居心地の良い家、才能を活かす家、そして、互恵ウィンウィンの家になれると思う」と述べました。
現場の様子
さらに、「今後は日本、韓国と経済貿易、科学技術、文化、教育、健康、観光などの分野における協力を強化したい。山東省は日韓両国からの投資を歓迎し、そのために制度や法律面で最も良い保障を提供していく」と強調しました。
林松添会長
同イベントの共同主催者である中国人民対外友好協会の林松添会長は、「中日韓3か国の地方政府や民間の方々が一堂に会することで、3カ国の国民、特に利益が密接にかかわる関係者が地域の団結と安定を守り、一致協力して共同で発展する決意を世界に示すことができる」と語りました。
井川原賢総領事
日本の井川原賢在青島総領事は、「昨年、日本から山東省への投資件数と投資額はいずれも大幅に増えており、特に投資額につき2倍以上の伸びを示している」とし、山東省が日韓との協力強化を重視する姿勢に感謝の意を伝えました。そのうえで、「日中韓の協力、また日韓と山東省との協力はアジアと世界の経済をリードする可能性を大きく秘めている」と強調しました。
会談後、中日韓協力に関する写真展を見学
25日に正式開幕を迎える「中日韓マッチング協力発展in山東」は26日まで済南、泰安、済寧など山東省内の各都市で開催されます。(取材:斉鵬、李陽)